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2007年03月19日(月) 00時00分

中国高速鉄道への協力に意欲…川崎重工業の大橋社長ZAKZAK

 中国が東北部で計画している黒竜江省ハルビン−大連間の高速鉄道建設に、「協力できることがあれば協力したい」と話すのは、川崎重工業の大橋忠晴社長(62)=写真。日本の新幹線の耐寒設計が零下25度なのに対し、同省は冬に同40度にも冷え込む厳寒の地。技術面で日本メーカーへの期待は強いとみている。

 ただ、「開発には優先順位を決めるべきだ」と強調する。凍結を防ぐため造られる寒冷地用の車両は通常、土台部分が重くスピードが出にくい構造だ。「寒さ対策と速さを同時に追求するのは難しく、段階的な取り組みになる」としており、中国側にはこうした問題への理解を訴えているという。

ZAKZAK 2007/03/19

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007031938.html