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2007年03月19日(月) 23時50分

宇宙食にカレーいかが? ハウス食品が開発、市販も検討朝日新聞

 カレー販売最大手のハウス食品は、国際宇宙ステーション(ISS)で勤務する宇宙飛行士向けに宇宙食用オリジナルカレーを開発し、19日発表した。来年秋からISSに滞在する若田光一さんが最初のお客様の予定。ハウスは一般向けにも販売を検討している。

宇宙食カレーを持つ、開発担当の下山郁恵さん=東京都千代田区丸の内で

 宇宙食カレーはオーブンで温めレトルトパウチのまま、スプーンで食べる。無重力状態での食事となるため、通常のカレーの1.5〜2倍程度粘り気が強い。骨をつくるカルシウムや抗酸化作用のあるウコンを強化。味は、ストレス環境下でもうまみを感じるように辛口に仕上げた。

 開発にあたった製品開発一部の下山郁恵さんは「若田さんには試食していただき、おいしいと言っていただいた」。

http://www.asahi.com/life/update/0319/009.html