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2007年03月18日(日) 00時00分

『3ない運動』を紹介 さいたまで暴力団排除 宮本さん体験語る 東京新聞

 さいたま市暴力排除推進協議会講演会が十六日、さいたま市浦和区高砂四のプリムローズ有朋で開かれ、「暴力団を排除する勇気を持とう」のテーマで、川崎市中原区の飲食店経営宮本照夫さん(68)が講演した。

 宮本さんは、首都圏有数の歓楽街を誇る川崎市で四十年にわたり、「暴力団お断り」の経営方針を掲げて飲食店を経営。『やくざが店にやってきた』など、実体験に基づく数多くの著作や、講演会を各地で開くなど暴力団と「対決」する方法を広く紹介している。

 この日は約百二十人の聴衆に宮本さんはこれまでの経験を踏まえ、暴力団に付け込まれない「三ない運動」を「金を出さない。利用しない。一人で解決しない」と紹介した。

 その上で「暴力団対策法をよく勉強し、いざとなればテープレコーダーなど準備し警察、弁護士との連携をしっかり取ってほしい」と訴えた。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/stm/20070318/lcl_____stm_____002.shtml