記事登録
2007年03月18日(日) 22時25分

バスケ協会評議員会、補正予算案を否決 異例事態に朝日新聞

 日本バスケットボール協会(鬼塚喜八郎会長)は18日、東京都内で評議員会(56人)を開き、11日の理事会で承認された18年度の補正予算案が否決されるという異例の事態になった。同協会は年度内の31日までに再度、評議員会を開催する。

 補正予算案は、昨年開催された男子の世界選手権の収支赤字を盛り込んだもので、日本協会が負担する赤字分は約6億5000万円。16年度からの積立金(準備金)と合わせて赤字分を差し引いても、新年度に約1億9000万円の繰り越しが出るものだった。

 評議員会は否決の理由として、(1)情報の風通しが悪い理事会に不信感を抱く(2)世界選手権の検証がなされていない(3)理事の人事を一新すれば、予算案を通せるかもしれないと、意見集約をした。

http://www.asahi.com/sports/update/0318/252.html