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2007年03月16日(金) 23時30分

ELEVEN-UP、「真・三國無双 BB」でシェーダー1.1をサポート低スペックPCにも対応するフォールバック措置、ワイド表示にも対応impress Watch

 ELEVEN-UP株式会社と株式会社コーエーは、現在正式サービスを展開しているMMOアクション「真・三國無双BB」において、3月22日の定期アップデートで、コンテンツの拡充に合わせて、サポートする動作環境を拡大するための仕様拡張を実施する。

 まず、定期アップデートの内容のほうから紹介しておくと、新しい武器として、「三国志演義」で魏の名将である徐晃が愛用していた「大斧(タイフ)」を実装する。強化スロットは、破壊からスタートし、攻撃、防御、副将、無双、体力、連撃と続く。究極強化は「大夫」で、発動後30秒間、自身の最大体力が2倍になる。攻撃方面の強化をしやすく、乱戦に強そうな究極強化を備えた武器だ。新服飾は、男女別に、頭胴が1つずつ追加される。軍師系のイメージの軽装となる。

 また、家の増築も可能になる。骨董商から古銭を支払うことで、家の部屋数が増えるだけでなく、入室可能人数や家具は一サイズ、武器庫配置可能数が増量される。

 以前から構想として上がっていた“称号”も今回実装される。特定の条件を満たすことで称号が獲得でき、「勲章箱」にストックされる。プレーヤーは、「勲章箱」の称号の中から好きなものを選択して、名前の上部に常時表示させることができる。

 続いてサポートする動作環境の拡大については、グラフィックスのアップグレードではなく、下位の環境にも対応するフォールバック措置となる。これはコーエー オンラインゲーム担当執行役員の松原健二氏がインタビューの中で漏らしていた構想の中のひとつである。

 具体的には、ピクセルシェーダー1.1にも対応する。これまで「真・三國無双BB」は、ピクセルシェーダー2.0以降のビデオカードを必要としていたが、3月22日以降はピクセルシェーダー1.1以降のビデオカードとなる。これにより、サポートされるビデオカードは、NVIDIAではGeForce3以上、ATIではRADEON 8500以上となり、カバーされるユーザー層は一気に広がることになる。

 今回の仕様拡張は、ピクセルシェーダー1.1のビデオカードを動作対象に加えるものであり、ピクセルシェーダー1.1世代のビデオカードでピクセルシェーダー2.0水準のハイクオリティなグラフィックスで動作するわけではないし、快適なゲームプレイを保証するものでもない。ピクセルシェーダー2.0世代のビデオカードでもビデオメモリ128MBレベルは、かなりグラフィックスオプションを下げる必要があることをふまえると、相当グラフィックスオプションは落とす必要があることをあらかじめ考慮に入れておく必要があるだろう。

 なお、細かい変更点としては1,280×768ドットのワイド表示にも新たに対応する。ハイスペックノートPCは、この解像度を採用しているケースが多いが、ワイド表示では正面がすっきりする。対応モニタを所有しているユーザーは試してみるといいだろう。

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