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2007年03月16日(金) 20時59分

千葉銀行の4行員が計1億7千万円着服朝日新聞

 千葉銀行(本店・千葉市)は16日、支店幹部ら元行員4人が02年11月から06年11月にかけ、顧客の現金など計約1億7000万円を着服していたと発表した。同行はすでに4人を懲戒解雇などにするとともに、1億5500万円を横領していた40歳代の元支店幹部を業務上横領容疑で千葉県警に刑事告訴している。

 同行によると、刑事告訴された元支店幹部は支店長代理に当たる「リーダー」。顧客15人に計34件の融資をした際、架空の運用話を持ちかけて現金を受け取り、自らの住宅ローンの返済やそれまでの着服金の穴埋めに充てていたという。

 残る3人は、それぞれ別の支店にいた20〜40歳代の元行員で、窓口で預かった金を着服するなどしていた。総額は1280万円で、3人はすでに全額を返済しているという。

 関東財務局は同日、同行に対し、法令順守の充実・強化などを求める業務改善命令を出した。

http://www.asahi.com/national/update/0316/TKY200703160475.html