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2007年03月16日(金) 00時00分

史上初!中国でも朝まで生テレビ朝日新聞

 87年スタートのテレビ朝日系人気討論番組「朝まで生テレビ!」が、満20周年記念スペシャルとして今月30日に、史上初めて日本と中国で同時放送される。

 「朝まで−」は、田原総一朗氏の司会のもと、1つのテーマで賛否に分かれたパネリストが長時間にわたり激論を展開する番組で、20周年記念となる240回目のテーマは「激論!日中新時代とアジアの未来(仮題)」。

 香港フェニックステレビが協力し、時差の関係で日本は深夜1時20分、中国は深夜0時20分スタート。中国本土で同時生放送され、中国の視聴可能人口は約4億人だ。

 討論は東京のスタジオで行われ、司会は田原氏が務め、中国側進行役は「中国の田原」といわれるキャスター黄海波氏。パネリストも日中の論客約10人で、通訳を介した討論となる。東京と北京のスタジオに日中それぞれ約30人の若者を集め、ネットによる中国視聴者の声も紹介する。

 日中には「靖国参拝」「歴史認識」「領土問題」など課題が山積し、パネリストから不規則発言も予想される。品川作プロデューサーは「両国の本音をぶつけあうことができれば、まずは良いと思っています。それが中国で生で同時放送された時どんなリアクションを生むか。少し怖いけど、楽しみ」と話している。

http://www.asahi.com/culture/tv_radio/NIK200703160006.html