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2007年03月15日(木) 00時00分

相模原市長選 加山氏が出馬表明朝日新聞

  小川勇夫市長の辞職表明に伴って4月22日に投開票される相模原市長選に、13日付で同市助役を辞職した加山俊夫氏(62)が14日、立候補することを表明した。加山氏は小川市長から後継指名を受けており、「小川市政を継承し、時代に即した改革を加え、前進させたい」と語った。

  加山氏は、津久井郡4町と合併して誕生した新市の一体化、相模総合補給廠(しょう)の一部返還に伴うまちづくりを2大課題にあげ、「この解決に全力をあげる」と話した。

  政令指定都市への移行については、「70万人の新市が抱える大きな課題を解決していくには、より大きな権限をもつ政令指定都市を勝ち取る必要がある」とした。

  立候補表明の記者会見に同席した小川市長の後援会長を務める篠崎源太郎さんは「短期決戦になるが、小川市長の要請もあり、後援会として加山氏を推薦、応援していく」と述べた。

  市長選には、前回選挙で小川市長と戦った元市収入役の大谷直敏氏(63)も立候補を検討しており、週明けにも態度を表明する見通しだ。(小川太一郎)

http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000000703150005