参道の鳥居越しに見えるモナリザ=13日、さいたま市大宮区で
同市大宮区の「氷川参道」と呼ばれる並木道を、神社側から玄関口の「一の鳥居」に戻るように歩くと、ビルの外壁に描かれたモナリザが鳥居越しに見える。05年9月、美容院向け商品などを扱う商社がビルを新築した際に描かれた。横9.4メートル、高さ3.6メートル。「永遠の美」の象徴として掲げたという。
同社は「計画当初、参道側から見たときの景観は考えていなかった」と恐縮しきりで、「住民の方からの苦情が多くなれば、はがすことも検討したい」と話しているが、神社側は「壁の絵は私的なもの。特に問題にはしません」。