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2007年03月14日(水) 02時32分

20年逃亡の被告、京都地検に出頭──「震災で救助活動」猶予刑求める日経新聞

 詐欺罪に問われ、20年以上前、京都地裁判決言い渡しを前に逃亡していた被告の男(60)が今年1月、京都地検に出頭していたことが13日、分かった。

 再開された公判の最終弁論で弁護人は「京阪神などを転々とした。阪神大震災で被災者の救助に当たり、社会のために幾分かは貢献してきた」と猶予刑を求めた。

 出頭した理由について「けりをつけて罪の償いをしないといけない」との趣旨の話をしているという。求刑は懲役4年で判決は14日。貢献は認められるかどうか。(共同)



http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/38882.html