京都市議会は13日、所在不明としていた議事録約110件のうち3割以上が「紛失」ではなく、もともと作成されていなかったと発表した。
当時の担当者は「多忙で議事録が作れなかった」と釈明しているといい、市会事務局は「記録作成を怠ったのは条例違反にあたる。厳正に対処したい」としている。
市議会では先月末、1996年度から99年度に開かれた特別委員会の議事録の一部が所在不明になっていたことが発覚。事務局が「誤って破棄した可能性がある」として職員に事情を聴いたところ、当時の担当者が一部を作成していないことを認めたという。
ZAKZAK 2007/03/13