「人生でこれほどすばらしい部屋に泊まれるとは思わなかった」。5日から8日まで日本を訪問したボリビアのモラレス大統領は12日、日本政府が一流ホテルの豪華なスイートルームを用意するなど、手厚いもてなしをしてくれたと称賛した。AP通信などが伝えた。
ボリビアは南米の最貧国の一つ。モラレス氏は極貧の生い立ちで、同国初の先住民出身の大統領となった。
大統領は天皇陛下と会談した際、陛下がボリビア文化に興味を示され、宮内庁は会談を切り上げようとしていたのに、陛下が予定時間を超えて質問を続けたというエピソードも紹介。
子どものころ、来客にベッドを与えるため床に寝かされたエピソードを紹介、「客を大切にもてなす(日本の)文化はボリビア先住民と共通している」と指摘した。(共同)
ZAKZAK 2007/03/13