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2007年03月13日(火) 00時00分

サミット“後出しじゃんけん”北海道知事、謝罪行脚ZAKZAK

 北海道の高橋はるみ知事は12日、来年夏の主要国首脳会議(サミット)の洞爺湖地域への誘致活動を本格化させた。他地域より大幅に遅れて参戦した誘致合戦で負けまいと、地元経済界代表や長崎良夫・洞爺湖町長らを引き連れ首相官邸や外務省、自民党に陳情攻勢をかけた。ただ“後出しじゃんけん”に他の自治体から批判も強く、謝罪行脚となった。

 「北海道からの提案が大変遅れたことをおわびします」。高橋知事は、首相官邸の塩崎恭久官房長官や、国会内で麻生太郎外相を訪れると、その都度深々と頭を下げた。その上で「安全で静かな環境」など候補地のメリットを説明、「どうかお力添えを」と訴えた。

 サミットは、警備面などから政府内で北海道が最有力とされているが、横浜、新潟両市が「開港都市サミット」開催を求めるなど3地域が先行して誘致を表明。財政負担を予想し慎重だった北海道が、遅れて名乗りを上げたため、麻生外相も「初期から誘致している地域との間で問題も起こってくるだろう」との見方を示した。

 自民党本部で出迎えた中川昭一政調会長は、誘致表明の時期については「満を持してというか、後からというか…」と不満そうだったが、「ぜひ頑張ってほしい」とエールを送った。

 知事は道選出の国会議員の事務所も訪問し、支援を要請。日程終えると記者団に「今回が初めての活動で手応えは分からないが、全力で頑張っていく」と決意を語った。

ZAKZAK 2007/03/13

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