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2007年03月13日(火) 00時00分

既婚者35%がセックスレス…40代まで対象厚労省調査ZAKZAK

 10代後半から40代の既婚者のうち、1カ月以上性交渉がないセックスレスの人は34.6%で、2年前の前回調査に比べ2.7ポイント増加したことが13日、厚生労働省研究班(主任研究者・武谷雄二東京大医学部教授)の調査で分かった。

 研究班の北村邦夫・日本家族計画協会常務理事(産婦人科医)は「セックスレスは少子化問題と深くかかわっている。国は、労働時間の短縮など、夫婦がもっとうまく意思疎通できるような環境整備に早急に取り組むべきだ」と話している。

 研究班は回答を寄せた1409人(男性636人、女性773人)に性交渉の経験の有無を尋ねたところ、「ある」と答えたのは1213人。1カ月間の回数については、「なかった」が最多で39.7%を占め、既婚者に限ると34.6%、中でも40代後半は45.5%に上った。

 年齢層別で見ると、1カ月間に性交渉があった人は、16−19歳の女性で最も割合が高く、73.3%。次いで30代前半の男性(65.3%)、30代後半の男性(63.1%)、20代後半の女性(61.9%)の順だった。

 一方、1カ月間性交渉がなかった人は40代後半の女性が顕著で、51.4%だった。

ZAKZAK 2007/03/13

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007031302.html