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2007年03月13日(火) 00時00分

トヨタ来春も3000人超採用…団塊大量退職に対応ZAKZAK

 トヨタ自動車は、2008年春に新卒と中途採用合計で3508人を採用する。団塊世代の大量退職が見込まれる中、国内外での生産増に対応するため、07年春実績を1割上回る水準とした。このうち期間工からの登用は過去最高の1200人に上り、製造現場での即戦力確保を目指す。

 採用人数が3000人を超えるのは06年春から3年連続。トヨタは海外販売が好調で、国内工場では輸出向けの生産が急増している。海外でも工場の新設が相次ぎ、多数の応援要員を派遣して人材は不足気味だ。一方、団塊世代が定年を迎えることで、07年度の退職者は1600人、08年度は2000人が見込まれている。

 また、07年度から採用区分に、転勤がなく補助的な作業に従事する「業務職」を新設。同社は「さまざまな働き方を求める職場の声に応じた」としており、途中で昇進のある「事務職」に転じることも可能だ。

ZAKZAK 2007/03/13

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007031319.html