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2007年03月13日(火) 00時00分

京都市新景観条例成立へ──建物の高さや屋外広告規制(3月13日)日経新聞

 京都市が歴史的な街並みを保持する目的で進めている新景観政策について、建築物の高さやデザイン、屋外広告への規制を強化する内容の条例案と関連する2007年度予算案が、13日の京都市議会本会議で全会派の賛成を得て可決される見通しとなった。市は今夏にも具体的な規制強化に乗り出す方針だ。

 新景観政策として寺院や山並みなどの眺めを保全する条例が成立する見通し。建造物の高さを市内の幹線道路沿いで最大45メートルから31メートルに制限する。屋外広告についても屋上への設置や点灯式の照明の使用を市内全域で禁止する内容。建物の外側にせり出した看板も規制対象となる。



http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/38874.html