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2007年03月13日(火) 00時00分

大阪発高知行き全日空機、前輪下りず胴体着陸──けが人なし(3月13日)日経新聞

 13日午前、大阪(伊丹)発高知行き全日空1603便ボンバルディアDHC8型機(乗客56人、乗員4人)が高知空港に着陸直前に前輪が下りなくなり、約2時間空港の上空を旋回した後、機首を下げて主脚だけで胴体着陸した。けが人はなかった。同型機は国内導入以来、トラブルが頻発。国土交通省の航空・鉄道事故調査委員会は調査官を派遣、詳しい原因を調べる。

 全日空によると、機長(36)から前輪の不具合を示す計器表示があったと連絡があり、高度約900メートルで手動で車輪を出そうとしたが作動しなかった。復旧の見込みがないため、午前10時54分に胴体着陸した。



http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/38872.html