冬に逆戻り、サクラの花に雪（朝日新聞）

2007年03月13日(火) 00時00分

　県内は１２日にかけて真冬並みの強い寒気が入り込み、北部を中心にまとまった雪が降った。長野市箱清水では午前９時過ぎで９センチの積雪。同市内で１１センチを観測した２月１５日以来の本格的な降雪となった。

　市立長野図書館前に咲いているロトウザクラには、ピンク色の淡い花びらに純白の雪が降り積もり、春と冬が同居する景色になった＝写真、岩尾真宏撮影。今年は例年より開花が早く、同館職員は「サクラに雪という組み合わせはきれいですね」と話していた。

　長野地方気象台によると午後５時現在の積雪は小谷村３６センチ、信濃町２５センチ、飯山市９センチ、菅平４８センチ、開田高原２２センチなど。１３日以降、県内はおおむね晴れるが、山沿いや中野・飯山地域では時々雪になるという。