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2007年03月13日(火) 07時36分

土中から5千万円、「持ち主は私」2人 愛知朝日新聞

 愛知県尾張旭市の空き地の土中からプラスチックケースに入った現金5000万円が見つかった問題で、10年前までこの土地を所有していた男性と次に所有した個人の親族という男性の計2人が12日、朝日新聞の取材に、「持ち主」として名乗りでる意向を明らかにした。守山署も複数の関係者が名乗り出る可能性があるとみており、慎重に調べを進めている。

 現場は、名鉄瀬戸線三郷駅から南東に1キロ弱の住宅街の一角。登記簿などによると、土地建物は97年まで尾張旭市内の無職男性(71)が所有。競売にかけられ、瀬戸市の個人が取得した。転売された後、昨年11月にさいたま市の不動産業者が購入、建売住宅を建てるため、整地していた。

 無職男性は、取材に対し、「はっきり覚えていないが、ぼくが埋めたとしか考えられない」と話す。土地は父親から譲り受け、89年ごろに2階建て住宅を新築。営む不動産会社の事務所も兼ねていた。運転資金として、2000万〜3000万円ほどの現金を常に保管していた。不動産会社が倒産し、土地建物は競売にかけられた、という。

 次の所有者である瀬戸市の個人の親族だと名乗る金融業男性は「亡くなった親族のものかもしれない。同署に名乗り出る」としている。

http://www.asahi.com/national/update/0313/NGY200703120019.html