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2007年03月13日(火) 17時03分

イラン原発稼動、大幅な遅れ ロシアの協力にすきま風?朝日新聞

 ロシアの協力でイランが建設を進めているブシェール原発の稼働時期が、両国が合意していた今年9月から大幅に遅れる見通しとなった。ロシア側は代金支払いの遅れを理由としているが、国連安全保障理事会での追加制裁協議にもかかわらず核開発を続けるイランへのいらだちが背景にあると見られる。

 インタファクス通信によると、ロシア原子力庁の報道官は12日、イラン側が約束した毎月2500万ドルの支払いが1月以降滞り、今月予定されていた核燃料搬入のめども立たないと説明した。ブシェール原発はイラン初の原発で、両国の協力関係の象徴的存在だ。

 ロシアは軍事分野でもイランと深い協力関係にあり、安保理では厳しい制裁を控えるよう求めてきた。しかし、イタル・タス通信は12日、モスクワの情報筋が「イランは建設的な両国関係を悪用している。ロシアとの良好な関係を永久にあてにすることはできない」と述べたと伝えた。

http://www.asahi.com/international/update/0313/008.html