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2007年03月13日(火) 12時27分

希望枠撤廃でおおむねまとまる パ・リーグ緊急理事会朝日新聞

 プロ野球・パ・リーグの理事会(理事長=瀬戸山隆三・ロッテ球団社長)が13日、東京都内で開かれた。西武がアマチュア2選手に計1300万円近くの利益供与を行っていた問題を受け緊急に開かれた会議で、西武の依田龍也・連盟担当が他の5球団に事情を説明した後、ドラフト制度についても話し合った。瀬戸山理事長は「パでは希望入団枠の撤廃でおおむねまとまった」と話した。

 パ・リーグの小池唯夫会長は「出直し改革という意味でも不正の温床と言われる希望入団枠はやめた方がいいという意見がほとんどだった」と話した。

 この日午後には、12球団代表者会議が開かれ、ドラフト制度についての討議が行われるが、焦点は選手が球団を選ぶことができる希望入団枠を存続するかについて。その後、日本プロ野球選手会とも同問題について話し合う予定。

http://www.asahi.com/sports/update/0313/074.html