「あるある」外部調査委、報告書は２３日ごろに（朝日新聞）

2007年03月13日(火) 20時50分

　関西テレビ制作の「発掘！あるある大事典２」の捏造（ねつぞう）問題で、同局の外部有識者による調査委員会（委員長・熊●勝彦元東京地検特捜部長）が１３日、東京都内であった。熊●委員長は会合後、「捏造とされるたぐいのもの数件、捏造の疑いがあるもの数件の見極めを進めている」と述べた。

　同局はこれまでの総務省への報告で、インタビュー内容の改ざんなど、１月に「捏造」と認めたのと同様の手法が計３回分の放送であったことを認めている。熊●委員長は検証中の具体的な事例は明かさず、「表現の仕方、演出の過剰性などについてどう評価するかという作業をしている」と話した。

　３月中旬としていた調査報告のとりまとめ時期については「２２、２３日までかかる可能性がある」と説明した。報告書の内容はすべて公表するという。

※●は崎の大が立