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2007年03月13日(火) 10時00分

男運が最悪な人気女優と父親の関係 松たか子日刊ゲンダイ

●コンサート、舞台、映画に引っ張りダコ
“恋多き女”松たか子(29)から男のウワサが絶えて久しい。そのかわりに馬車馬のように働いている。
 今年、松は歌手活動10周年を迎えた。今月21日にはデビュー曲「明日、春が来たら97—07」をリメークしてデジタル配信する。来月25日には8枚目のアルバムをリリースし、5月18日から6月29日までは全国17カ所でコンサートを行う。
 本業の女優でも引っ張りダコ。先月まで蜷川幸雄演出の舞台「ひばり」でジャンヌ・ダルクを熱演。今月からは映画「HERO」がクランクインする。4月14日にヒロインを演じた映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」の公開も控えている。
 松が芸能界にデビューして14年が経った。デビュー当初は歌舞伎俳優の父・松本幸四郎の“七光”を受けた2世タレントの扱いだったが、今やコンスタントに客を呼べる舞台女優に成長した。
「松のスター性はピカイチで、姉の松本紀保や兄の市川染五郎が束になってもかなわない。父譲りの芸への真摯な取り組み方、165センチの長身に小顔という舞台映えする体格、よく通る声。持って生まれた素質と努力でスター街道を駆け上がってきた。幸四郎は目に入れても痛くないほど松を溺愛している」(芸能記者)

●交際相手には両親の“お墨付き”が必要…
 松にとって父親は尊敬する役者。頭が上がらない上に、恋愛にも口をはさんでくるから厄介だ。
 これまで、何度も交際にダメ出しを食らって破局を繰り返してきた。20歳の頃に交際していたスタイリストの野口強、23歳の時の山本耕史、3年前に熱愛がウワサされた16歳年上のギタリストもダメだった。
「松の交際相手には梨園の名門にふさわしい格式と家柄が重要視される。遊び人や極端な年上は論外で、両親がもろ手を挙げて賛成する男が絶対条件です。松には反発する気持ちはあっても、親の反対を押し切る勇気はない。親離れできない“箱入り娘”なんです。一方の幸四郎も子離れできていないから、松のデート中に頻繁に電話をかけて邪魔したり、別れを迫ったりと、意に沿わない男を引き離してきた。幸四郎の度重なる直談判にヘキエキして逃げ出した相手もいます」(芸能ライター)
 昨年、松は共演がきっかけで交際を始めた大泉洋を両親に引きあわせた。
「大泉は両親も太鼓判を押す有望株でしたが、過去の過ちがネックになった。写真週刊誌で元セフレに一部始終を暴露され、あえなく“退場”になりました。あまりの男運のなさに松もしばらく落ち込んでいました」(芸能リポーター)
 そんなわけで今の松の暮らしには男っ気がまるでない。年末年始は実家で両親にベッタリ甘えっぱなしだったし、暇さえあれば甥と姪のご機嫌うかがいをしている。仕事が終われば、部屋に直帰してゲームに興じる毎日だ。
 幸四郎は「自分が松の花婿を探す」と躍起になっているというが、本音は嫁に出したくないのではないか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070313-00000001-gen-ent