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2007年03月12日(月) 13時47分

宮崎県の東国原知事も使用していた公用車を売却へ 11日は県庁で下見会フジTV

宮崎県の東国原知事も使っていた黒塗りの高級車が、かねてから知事が公言していたとおり、売却されることになった。後部座席には、マッサージ機能がつけられるなどの特別仕様だが、走行距離は14万kmとなっていて、11日、希望者を対象に下見会が開かれた。
2月、東国原知事は「調べてみたら、庁内に公用車が何台もあるらしいです。ですから、今の知事専用のやつは、廃止させる方向で。今の黒のセンチュリーありますよね、あれを廃止する形で」と述べ、就任当初から、公用車廃止を訴えていた。
就任直後は、しばらく使っていたが、今は、維持費が安い車に切り替えている。
このため宮崎県は、公用車の売却を決め、入札の前に11日、県庁で車の下見会が開かれた。
下見会に来た人は「知事車に乗りに来たよ! プレミアがつくよ、プレミアが」と話した。
知事車は、1996年式のトヨタセンチュリーで、後部座席にはマッサージ機能もついていて、購入時の価格は880万円だった。しかし走行距離はおよそ14万kmと、やや走り過ぎている。
下見会に来た人は「(公用車は)古いんでね...。部品などの補給がですね、どうかなと考えましてですね」と話した。
しかし、そこは人気の高い東国原知事が使ったというプレミアつきで、宮崎県出納事務局の久松和彦さんは「(買った人には知事からサインを一筆?)個別にですね、知事なりに要望されれば、知事が判断されるかなと思いますけど」と話した。
車の購入を希望する人は、15日までに入札の申し込みを行い、最も高い価格をつけた人に売却される。
highlow highlow 2007/03/12 13:47

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