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2007年03月12日(月) 21時23分

マッチが42歳で初のフライング朝日新聞

 マッチが飛んだ。近藤真彦(42)が11日、東京・日本武道館公演を行い、フライング(宙づり)に初挑戦した。ヒット曲「大将」の間奏時に地上15メートルの高さに舞い上がり、ワイヤ1本で体を支えたマッチは両手を広げ、眼下からの歓声に応えた。フライングはジャニーズの後輩たちのお家芸とはいえ40歳を超えるマッチは未体験。無事着地すると「柄じゃないんですけど」としきりに照れた。

 不惑過ぎての宙づりとなった発端は、昨年12月のディナーショー。取材陣に“挑発”され「それぐらいできますよ」と宣言。一時は「やめようかな」と悩んだが「負けず嫌いですから」と約束を守った。リハーサルはわずか3回。本番前「自分で言うのも何だけど結構キレがあって『つばめ返し』と名付けようかな」と余裕も見せたが、公演終了後は「自分でハンドル握るレースとは違う恐怖感。もう勘弁して」と苦笑した。

 少年隊の植草克秀やマッチの大ファンのSMAP中居正広も飛び入り参加。開演時から客席にいた中居は年齢層と香水の香りの強さを「高島屋1階のにおいがします」と例えて、ブーイングと爆笑を誘っていた。


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