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2007年03月12日(月) 13時37分

「八百長」仲介疑惑の力士、付け人外れる 大相撲春場所朝日新聞

 週刊誌の八百長報道の中で仲介役と名指しされた力士が、この場所は、部屋の師匠の指示で関取の付け人から外れた。

 この力士は、これまで不自然に東西の支度部屋を行き来していた。今場所からは自分の取組が終わると、会場には残らない。疑惑を生むきっかけとなりかねない行為を早速、つみ取った形だ。初日に土俵があった彼は「オレだけでなく、みんなに迷惑をかけるから。変な誤解を受けるよりはいい」と話した。

 支度部屋の入り口の扉には、日本相撲協会が大きな張り紙を出した。「報道以外の方は入室をお断り致します」。「盗難防止のため」とあるが、知人や芸能人など、乱れている支度部屋への出入りを厳しくして、土俵に集中できる環境を整える意図がある。

http://www.asahi.com/sports/update/0312/114.html