記事登録
2007年03月12日(月) 10時00分

飯島愛「引退騒動」の裏で囁かれる独立劇日刊ゲンダイ

 降って湧いたように飛び出した飯島愛(34)の“引退騒動”の真相が徐々に分かってきた。
 引退報道のとっかかりは5日発売の週刊誌。飯島が体調不良を理由に今月いっぱいで芸能界を引退するとの内容で、この情報をキャッチしたスポーツ紙などの芸能マスコミが、「飯島愛引退」と一斉に報じたのだ。
 不思議なのは、この手の情報に対して所属事務所は言葉を濁すことが多いのに、飯島が所属する芸能プロは「確かに、3月末で引退する方向で各方面で調整させていただいております」と引退を認めるコメントを発表した。このことで引退が決定的になったというのが今回の騒動だ。
 しかし、飯島本人は「引退する」とはまだ一言も言っていない。それどころか、飯島は4日放送の生番組「サンデー・ジャポン」(TBS)では、「(引退を)誰が言ってるの? 私、誰にもコメントしていないのに」と困惑気味に語った。どうやら、引退は決まっていないのに、報道がひとり歩きしているという状況のようだ。
 飯島に何があったのか。芸能関係者が言う。
「飯島は引退ではなく、所属事務所からの独立を考えていたのではないか。彼女はああ見えてアニメに詳しく、クリエーティブ志向が強い。タレント業をセーブして、クリエーターみたいなことを考えているようです。報道された通り腎盂炎という持病を抱えているのは事実で、体がつらいことも路線変更の一因です。しかし、手塩にかけて飯島を売れっ子タレントに育ててきた所属事務所にしたら、勝手に独立されたらかなわない。そこで、早めに手を打って引退の方向で落ち着かせたいのだと思います」
 飯島は「報告するときはレギュラー番組でちゃんとする」と明言している。彼女の口からどんな真相が飛び出すか注目だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070312-00000001-gen-ent