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2007年03月12日(月) 00時00分

斬新な色合いで中国製と差別化朝日新聞

 ★★萬古焼新作見本市★★

 四日市市陶栄町のばんこの里会館で10日、萬古(ばんこ)焼新作見本市が開かれた。近年、大量に輸入されている中国製品との違いを出そうと、粗い土や化粧土を使ったり、うわぐすりを変えたりした斬新な色合いの食器や土鍋、ふすまの取っ手など約500点を15社が展示した=写真。

 萬古陶磁器工業協同組合(約100社)の主催。実行委員長の熊本泰弘さん(40)によると、今年の新作は消費者の好みに合わせ、「和」と「洋」の中間のデザインが多いのが特徴という。

 ほかに見本市では、同じ形・大きさの土鍋で外観や技術を競う「オリジナル土鍋コンテスト」、萬古焼のパン焼器やピザ釜などを使った料理の体験もあった。11日まで。入場無料。

http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000000703120003