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2007年03月12日(月) 00時00分

「もったいない」と先生、調理実習で賞味期限切れ牛乳…ZAKZAK

 堺市は9日、市立原山台小学校(南区)の調理実習で、給食の残りの賞味期限切れ牛乳を使ってつくったカップケーキを児童25人が食べ、男子1人が腹痛を訴えた、と発表した。

 複数の児童が「賞味期限は2月6日だった」と話しているという。

 堺市教育委員会によると、8日に小学6年の1クラスで、職員室の冷蔵庫に保管された牛乳3本を使ってケーキをつくった。家庭科教諭が持ってくるよう指示。

 児童が「賞味期限切れだ」と訴えたが、家庭科教諭は「訴えには気付かなかった。残った牛乳がもったいないと思った」と話しているという。後で調べたところ、冷蔵庫には賞味期限が2月26日の牛乳が残っていた。

 文部科学省の基準では、給食の残りは当日中に処分することになっているが、同小は職員向けの余った牛乳を普段から冷蔵庫に残していた。

ZAKZAK 2007/03/12

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007031237.html