記事登録
2007年03月11日(日) 00時00分

共産・平林正勝氏、知事選出馬を表明読売新聞

平林正勝氏
 知事選に共産党公認で立候補することを表明した新人の党県委員長・平林正勝氏(59)は10日、佐賀市の党県委員会で記者会見し、「県民のまちづくりへの意欲を引き出し、全力を挙げて政治を革新したい」と述べた。

 平林氏は多久市出身で、千葉大園芸学部中退。会社員を経て、党県常任委員、党県委員会書記長などを歴任。79年から89年にかけて、衆院選と参院選に計7回立候補し、落選した。94年9月から党県委員長を務めている。

 会見で、平林氏は古川県政を「県民が要望しないことを優先している」と批判。古川知事が推進する九州新幹線長崎(西九州)ルート建設や、同意した九州電力玄海原子力発電所(玄海町)のプルサーマル計画について、反対する立場を明らかにした。

 また、「子供たちがのびのび育ち、お年寄りが安心して暮らせる県にしたい。就学前の幼児の医療費無料化などに取り組みたい」と抱負を語った。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news001.htm