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2007年03月11日(日) 00時00分

本紙記者加わり孤独死市民講座 昭島市で 東京新聞

 一人暮らしの高齢者が増える中、「一人暮らしと孤独死」を考える市民講座が十日、東京都昭島市の市公民館で開かれた。本紙社会面のシリーズ「孤独死を追う」に関心を寄せた市民グループが企画し、同館主催の連続講座の一こまとして実現した。

 「孤独死」シリーズで取材を続けている社会部の記者五人が、取材の発端になった新宿区の都営住宅のケースや、都内の自治体を対象にしたアンケートから、行政の対応の遅れや課題などを報告した。

 参加した約五十人の中高年からは「隣組などをつくって近隣のきずなを深めてきたが、語ることのできない個別の事情もあって難しい。プライバシーもあり、住民はどうやって孤独死の問題に対応すればいいのか」と悩ましい実情も報告された。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20070311/mng_____sya_____011.shtml