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2007年03月11日(日) 00時00分

新相模原市が誕生朝日新聞

  相模原市と城山、藤野両町は11日に合併して、人口約70万4千人の新しい相模原市が誕生する。新市の人口は県内では横浜、川崎市に次いで3番目、全国では東京23区を除いて18番目。面積では県内で横浜市に次ぐ広さとなる。小川勇夫市長は、合併を機に3年後の政令指定都市移行を宣言しており、庁内に専門課を設けて具体化に向けての準備作業に入る。

  合併当日は午前中に、城山、藤野の両総合事務所で銘板除幕式と開所式、午後1時半から市民会館で記念式典がある。式典には病気療養中で4月30日付の引退を表明した小川市長も出席する予定だという。

  10日には、合併行事の皮切りとして、新しい相模原市の誕生をPRする新宿・大キャンペーンが、市と小田急線、京王線で直結する東京・新宿駅周辺で始まった。

  新宿駅東口のステーションスクエアでは、午後1時半からアーティストで東京芸大助教授の日比野克彦さんが制作した新市誕生を祝う大型広告幕の除幕式があり、CM放映も向かいのアルタビジョンで始まった。

  宮崎泰男助役は「このキャンペーンを機会に相模原市のファンになって下さい」とあいさつ。光明学園相模原高校・和太鼓部の演奏や、相模女子大・チアリーディング部の演技が披露された。

  キャンペーンは25日までで、23日から3日間は新宿駅西口で、市にゆかりのお笑い芸人や音楽グループらが出演する多彩なイベントがある。

(小川太一郎)

http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000000703120002