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2007年03月11日(日) 00時00分

ごみ問題で西多摩衛生組合が住民説明朝日新聞

 老朽化した「二枚橋焼却場」の閉鎖に伴い、来年度、東京都小金井市から年間約1万トンの可燃ごみを受け入れる方針を固めている西多摩衛生組合(羽村市など3市1町)は10日、組合の焼却場周辺に住む住民向けの説明会を、羽村市の同組合で開いた。約100人が集まり、「小金井市の怠慢のつけを負わされるのは納得できない」などの反対意見が相次いだ。

 組合は2月、小金井市から出される年間約1万9千トンの可燃ごみのうちの1万トンを、「焼却量に余裕がある」ことなどを理由に受け入れる方針を組合議会で表明。今回、住民にもその内容を説明した。

 住民からは「小金井市はあまりに無策だ」「初めから西多摩の焼却場ありきだったのではないか」「これ以上、公害の灰を吸わされ続けるのは反対」などと厳しい意見が続出した。

http://mytown.asahi.com/tama/news.php?k_id=14000000703120002