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2007年03月11日(日) 00時00分

11年ぶり新アトラクション 浅草花やしき読売新聞

 台東区浅草の遊園地「浅草花やしき」で10日、新たな大型遊具が11年ぶりにお目見えした。登場したのは「ディスク・オー」=写真=。24人乗りの直径6・6メートルの円盤形の乗り物が回転しながら、高さ12メートルからレールに沿って急降下し、再び12メートルまで急上昇する。強い遠心力とスピード感あるスリルが売り物だ。2005年の愛・地球博(愛知万博)でも同型機が人気となったが、花やしきでは、園内にひしめく他の大型遊具との短い距離感が、スリル感を一層高めるとしている。

 この日は好天に恵まれ、家族連れなどでにぎわった。埼玉県三郷市からバレーボールチームの仲間と遊びに来たという小学6年の女子児童(12)は「ドキドキしながら楽しめました」と大喜びだった。

 花やしきは3年前、経営母体の遊具機器メーカーの業績悪化で一時存続が危ぶまれたが、バンダイ(現バンダイナムコホールディングス)の子会社が買収。その後は入場者が順調に伸び、昨年は50万人となった。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news003.htm