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2007年03月10日(土) 17時01分

5都道県で「与野党対決」=東京は有力4氏が名乗り−13知事選、22日に告示時事通信

 13都道県知事選が22日告示され、第16回統一地方選が幕を開ける。10日までに予想された主な候補者がほぼ出そろい、各地の対決構図が固まった。民主党の候補者選びが難航した影響で、自民、民主両党が推薦または支援する候補が激突するのは、北海道、岩手、東京、神奈川、福岡の5都道県にとどまった。また、無党派層の動向を意識する現職らが政党推薦を受けない動きが広がっており、対決構図は複雑化している。
 自民、民主両党が争う5知事選のうち、推薦候補による直接対決となったのは北海道と岩手。福岡では自民の県議会会派が支持する現職に、民主が立てた新人が挑む図式だ。東京、神奈川は、両党がそれぞれ支援を打ち出した候補がぶつかる事実上の与野党対決の様相となっている。
 焦点となる東京は、自民支援の現職のほか、独自候補擁立で迷走した民主が支援する元宮城県知事、共産推薦の元足立区長ら有力4氏が名乗りを上げている。逆に神奈川では現職を民主が支援。自民県連が推薦する新人が挑む。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070310-00000089-jij-pol