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2007年03月10日(土) 17時45分

西武ライオンズ裏金問題 現金を受け取っていたのは東京ガスと早大の選手と判明フジTV

プロ野球・西武ライオンズのスカウトが、アマチュア選手2人に金銭を供与していた裏金問題で、現金を受け取っていたのは、東京ガスと早稲田大学の選手であることがわかった。
東京ガス野球部の蛭間泰弘部長は「2004年の1月から、月30万円ずつお金を受け取っていたのは事実でございます」と語った。
金銭を受け取っていた木村雄太投手(21)は「いけないことだとは、すごいわかっていました。でも、本当に家の方がきつい状態と聞いていましたから、少しでも助けたいというのが、自分の中にはあった」と話した。
金銭は、木村雄太投手本人にではなく、家族の口座に振り込まれていて、東京ガス野球部は、事実を知った2004年6月に、西武球団に金銭の供与をやめるよう申し入れたという。
東京ガスは木村投手を当面、謹慎処分にし、週明けにも日本野球連盟に事態の報告をすることにしている。
また、もう1人が在籍する早稲田大学野球部だが、金銭を受け取っていたとされる選手は、今回キャンプのメンバーから外れている。
早稲田大学野球部の応武篤良監督は「まったく寝耳に水で。何がどうなっているのか、まず事実がわからないというのが現状です。こんな時期になんてことをしてくれたんだという、怒り心頭だけです」と語った。
大学側は来週早々に、調査委員会を設けるとしている。
highlow highlow 2007/03/10 17:45

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