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2007年03月10日(土) 12時57分

EU首脳会議 「2020年までに温暖化ガス排出量を1990年に比べ20%削減」とする行動計画採択フジTV

ベルギーで開かれていたEU(ヨーロッパ連合)の首脳会議は9日、二酸化炭素など温室効果ガスの排出量を2020年までに、1990年に比べて20%削減することなどを盛り込んだ行動計画を採択した。
EU議長国ドイツのメルケル首相は「温暖化に対する新たな目標を設定でき、とても満足している」と述べた。
採択された行動計画では、「温暖化ガス排出量を2020年までに、1990年に比べて20%以上削減する」とし、高い数値目標を掲げている。
さらに、これを実現するため、太陽光や風力など再生可能なエネルギーの利用比率を現在の6%台から、2020年までに20%に引き上げることを各国に義務付けている。
EUでは今後、日本やアメリカなどほかの先進国に対して、今回の合意内容を説明し、温室効果ガス削減への努力を促す方針。
2007/03/10 12:57

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00106797.html