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2007年03月10日(土) 00時42分

東京都知事選 立候補を検討している丸山弁護士が緊急会見 出馬について「勉強中」フジTV

東京都知事選挙への立候補を検討している丸山和也弁護士(61)が9日午後、緊急会見を行った。丸山弁護士は出馬について、「勉強中」と言葉を濁している。
会見で丸山弁護士は、「自分の心に火をつけたのは、ほかの人ではなく、自分でつけたわけです。ですから、その火がですね、今ちょろちょろと燃えているわけですけれども」と内なる思いを語った。
テレビ出演などで人気を博し、人情派として知られる国際弁護士の丸山弁護士。
タレント活動などでも忙しい日々を送り、ときにはクールビズのファッションショーにも出演した。
8日、丸山弁護士の関係者が都庁を訪問し、都知事選の立候補に必要な書類を受け取ったが、丸山弁護士の周辺は、「出馬を見送るように」と説得しているという。
丸山弁護士は「現実的には時間が随分、進行してますから、現実的な問題としては、難しいんですけれども、とにかく、都知事選について勉強してみようと」と述べた。
4月に迫った東京都知事選挙には、すでに4人が出馬を決めている。
意外な人物の急浮上に、石原 慎太郎都知事(74)は、「選挙は百花繚乱(りょうらん)の方がいいよ。(丸山弁護士を知っている?)知らないよ。テレビよく見ないから」と述べた。
また、吉田万三元足立区長(59)は「憲法の問題・暮らしの問題についてどういう、何をやるのかというのが一番大事な点だと思いますから。まだ何をやるか言っていない段階で、何とも言えませんけれどもね。ちょっと『へー』って、驚きました」と述べた。
浅野史郎前宮城県知事(59)は9日夜、出馬のきっかけとなった「ハートに火をつける会」のイベントに出席した。
「東京から日本を変える」と雄弁に語ったが、丸山弁護士のニュースには敏感に反応した。
浅野氏は「選挙、こうなったら自分でやるしかないですね。自分の政策っていうものをとにかく打ち出して訴えて、『おれが一番』と言うしかないんで」、「(候補者が増えるということに対しては?)本当はよくないですよ」と語った。
一方、建築家という職業を生かし、ガラス張りの選挙カーを発案した黒川紀章氏(72)は、丸山弁護士の出馬について、「丸山さんは、マニフェストをまず出さなきゃ。論争しないと、政策論争。それで投票するんですよ」と述べた。
選挙に向け、具体的な計画も飛び出してきている中で、丸山弁護士の動向に注目が集まっている。
丸山弁護士は、来週には態度を明らかにしたいとしている。
highlow highlow 2007/03/10 00:42

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