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2007年03月09日(金) 00時00分

大宮公園サッカー場の命名権、募集開始朝日新聞

◇「大宮」入れることが条件 県内初、15日から募集開始

 さいたま市は、大宮アルディージャの本拠地である大宮公園サッカー場にネーミングライツ(命名権)を導入することを決め、15日から企業の募集を始める。市によると、県内でネーミングライツを自治体が導入するのは初めてという。

 ネーミングライツは、民間企業に売却される施設命名権のこと。他県では、日産スタジアム(横浜市)やスカイマークスタジアム(神戸市)などがある。

 同サッカー場は約1万2500人席だったが、アルディージャがJ1に昇格したため、「収容人数1万5千人以上」というJ1の規定に従い改修工事中。完成は10月で、オープンは11月の予定。

 条件は、名称に漢字で「大宮」を入れること、年額5千万円以上で契約期間が3年以上であることなど。命名権者審査選定委員会で5月までに契約者を選定し、10月に本契約を結ぶという

 昨年10月、相川宗一市長が同サッカー場に導入する考えを明らかにした。これまで、県内外の3社から問い合わせがあったという。

 募集は4月5日まで。問い合わせは都市公園課計画係(048・829・1420)へ。

http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000000703090001