記事登録
2007年03月09日(金) 00時00分

遺体に男性DNA 栃木の女児殺害 東京新聞

 栃木県日光市(旧・今市市)で二〇〇五年十二月、小学一年吉田有希ちゃん=当時(7つ)=が下校途中に連れ去られ殺害された事件で、遺体に付着していた残留物から男性のDNA型が検出されていたことが九日、分かった。栃木、茨城両県警の合同捜査本部は、犯人特定に結びつく可能性もあるとみてさらに調べている。

 付着していた物質について捜査本部は詳しく明らかにしていないが、犯行時に付着したものと断定はできないという。

 これまでの調べでは、女児は〇五年十二月一日午後二時五十分ごろ、下校途中に同級生三人と別れた直後に足取りが途絶えた。翌日、約六十キロ離れた茨城県常陸大宮市内の山林で遺体で見つかった。遺体は胸などに約十カ所の刺し傷があり、衣服はなかった。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20070309/eve_____sya_____008.shtml