記事登録
2007年03月09日(金) 10時00分

亀田一家ついに賞味期限切れ日刊ゲンダイ

“亀田一家”の賞味期限が切れかかっている。亀田家に近い関係者が、ため息交じりにこう漏らすのだ。
「“亀田”の2文字が飽きられ始めているようです。長男・興毅は今月24日のノンタイトル戦以降の試合放送のスケジュールが決まっていません。一家の密着特集を試合前にタレ流し、試合後はジャイアンみたいに歌を熱唱というワンパターンの放送に視聴者がウンザリしているのが一因といわれています。亀田の周辺は、今後、対戦相手を見つけてきても、テレビ局が“視聴率が稼げない”ことを理由に生放送しないのではないか、と危惧しています。なのに、父・史郎氏はのんきにパチンコ三昧の日々だからね。このままだと亀田家はドン詰まりですよ」
 実際、興毅には昨年8月のランダエタ戦で平均視聴率42.4%をはじき出したような勢いはない。昨年12月の再戦は30.1%と10ポイント以上も視聴率がダウンした。興毅の個人スポンサーはクモの子を散らすように離れ、残っているのは2社だけ。中継してきたTBSも“予防線”を張っていて、8月には興毅戦を2時間30分も生中継したのに、12月は2時間に減らしている。今月24日の放送は1時間にまで大幅に短縮される。
 二男・大毅もピンチだ。今年の亀田家の“初陣”となった2月23日のビッキー・タフミル戦は3回KO勝ちしたものの、肝心の興行は散々。キャパ6000人の会場は7〜8割程度しか埋まらなかったといい、TBSが翌日に録画放送した番組の平均視聴率は8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とイマイチ。
「24日の興毅戦が分岐点になると思います。もし、平均視聴率が20%を切るような事態になれば、TBSも興行関係者も亀田一家を見放すのではないか」(格闘技ライター)
 亀田一家が“お払い箱”になる日が近づいている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070309-00000002-gen-ent