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2007年03月09日(金) 07時02分

新年度から恒久化 仙台・泉PAのスマートIC河北新報

 仙台市泉区の東北自動車道泉パーキングエリア(PA)で利用実験が行われているノンストップ料金収受システム(ETC)搭載車専用の簡易出入り口「泉スマートインターチェンジ(IC)」が、4月1日から本格導入(恒久化)されることが8日、分かった。国土交通省は村井嘉浩知事と梅原克彦仙台市長の意見聴取を経て、今月中旬に正式に決定する。

 泉スマートICは東北地方整備局や仙台市などでつくる協議会が運営。昨年4月末に実験を始め、1日平均の利用台数は2300台前後と予想の1800台を大きく上回った。実験期限は31日までで、協議会は恒久化を求めていた。

 国土交通省は、地元の強い要望や利用実績などから「本格導入が適切」と判断。整備計画に位置付けることを内定した。24時間運営となる見込み。

 県内へのスマートIC導入に取り組んできた、自民党国土交通部会長の中野正志衆院議員(比例東北)は「企業誘致やシティーセールスの面でメリットは大きく、地元経済活性化に大きなプラスとなる」と話した。

 県内では、東北道長者原サービスエリアのスマートICが恒久化されたほか、三本木PAでも利用実験が計画される。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070309-00000003-khk-l04