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2007年03月09日(金) 23時26分

トリックスター+:コスプレに情報サイトも 達人たちが“ハマる”理由毎日新聞 まんたんウェブ

 「みみとしっぽの大冒険」をテーマに、ウサ耳やネコ耳のキャラクターが活躍するPC用オンラインゲーム「トリックスター+(プラス)」。ユーザー投票で選ぶ「ウェブマネーアワード」では、05年に「女性が遊んでみたいゲーム」で1位に選ばれ、06年には準グランプリを受賞した。多くのユーザーの人気を集める「トリックスター+」の魅力を、ハマッているユーザーたちに聞いてみた。

(【写真特集】SEIさんの「トリックスター+」コスプレがいっぱい)

 トリックスター+は、孤島「カバリア島」にあるテーマパークを舞台に、バッファローやバニー、ドラゴン、キャットなど耳としっぽを持った可愛いキャラとなって冒険を楽しむ多人数接続型オンライン(MMO)RPG。利用料無料、簡単手続きでプレーでき、戦闘が苦手でも楽しめるように、地面を掘ってアイテムを発掘するという独自のドリルシステムを導入。2段階の「転職」やキャラクターを飾る可愛らしいアイテムなど、さまざまな工夫を凝らしているのが特徴だ。

 04年の日本語版クローズドベータサービスからプレーを始めたベテランユーザーの「ふくへん」さんは、自らファンサイト「トリックスターオンラインJP!」を開設し、韓国や台湾など海外版の情報まで紹介している。

 ふくへんさんと「トリックスター+」の出会いは、02年の「東京ゲームショウ」の韓国ブース。韓国でのサービス開始前に試遊台で紹介されていた「トリックスター+」を体験した。「耳としっぽの付いたキャラクターが可愛い」と気に入って、サービス開始への進捗状況などを多くのユーザーに伝えるためにサイトを立ち上げた。

 もちろん04年の日本語版クローズドベータサービスから参加し、いまでも週約8時間プレーしているという。「身に着けるアイテムも可愛いものがいろいろそろっていて、キャラクターに愛着が沸く。可愛いペットも多く、お供にすれば遊びやすくなるのも続いている理由」と魅力を語る。

 また、コスプレで可愛いキャラに成り切ってしまうユーザーも登場した。

 05年の4月からプレーを始めたという「SEI」さんは、ほぼ毎日プレーして、キャラのレベルを150以上まで育て上げたというやり込みぶりだ。ゲームの魅力について、無料でプレーできることやアイテムを集め、キャンプやキャラをカスタマイズして楽しめる上に、「続ける理由は友だちがいっぱいできること」という。「引退してしまう人もいるけど、次々と人が増えるので、友だちの輪が絶えないんです」という。

 元々コスプレは趣味だったが、イベント会場でゲームのファンと出会えるということで、トリックスターのコスプレを始めた。バニー、シープ、ライオンなど数々のキャラのコスプレはもちろん、キャットなら「モデル」から「アイドル」、「プリマドンナ」と転職後の衣装も制作した。特徴的な衣装を1つ1つ手作りで完成させる喜びにハマってしまい、「カラーもスタンダードだけでなく、自分でカスタマイズした色で作っている人もいて、私もやってみたい」とコスプレを通じた交流も楽しんでいて、「これからもどんどんレパートリーを増やしていく予定です」とやる気満々だ。

 二人とも、他のユーザーとの「会話」をゲームの楽しさの一つとして挙げている。可愛いキャラとなって、ユーザー同士で交流を楽しむ、それがゲーマーたちが「トリックスター+」にハマる理由のようだ。【立山夏行】

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