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2007年03月09日(金) 00時00分

街角景況指標5カ月ぶり改善…内閣府が発表ZAKZAK

 内閣府が発表した2月の景気ウオッチャー調査は、3カ月前と比べた街角の景況感を示す現状判断指数(DI)が前月比2.0ポイント上昇の49.2と5カ月ぶりに改善したが、景気判断の境目となる50を4カ月連続で下回った。景気の総合判断は「回復が緩やか」に据え置いた。

 調査は街角の景気に敏感な小売店主やタクシー運転手らを対象に実施。DIの分野別では、家計が2.2ポイント上昇、企業が2.5ポイント上昇、雇用が0.4ポイント低下。暖冬で春物商品が好調な一方、「設備投資を検討していた矢先に出はなをくじかれた」(東海・製造業)などと、日銀が2月に実施した追加利上げの影響を懸念する声も目立った。

ZAKZAK 2007/03/09

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007030938.html