２００７年春闘相場のリード役を担うトヨタ自動車が８日、１人当たり月額１０００円の賃金改善を行う方針を固めた。年間一時金は組合の要求額２５８万円に満額回答で応える方針。トヨタ賃上げに踏み切ることは、自動車メーカーに限らず、ほかの産業や中小企業の春闘交渉にも大きな影響を与えそうだ。
トヨタ労組は１５００円の賃金改善を要求しているが、経営側は上積みには応じない考え。１０００円で妥結する可能性が高まっている。
ZAKZAK 2007/03/09
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