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2007年03月09日(金) 22時59分

自民・国防3部会、緊急時に防衛相の判断で迎撃命令を出せる「緊急対処要領」を了承フジTV

自民党の国防3部会は9日、日本に向けて弾道ミサイルが発射されるおそれがある場合などの緊急時に、防衛相の判断で迎撃命令を出すことができるなどとした「緊急対処要領」を了承した。
緊急対処要領は、北朝鮮による弾道ミサイル発射を想定し、3月末、埼玉県の航空自衛隊入間(いるま)基地に初めてPAC-3(パック・スリー)迎撃ミサイルが配備されることを受けて、政府が緊急時の対応を定めたもの。
具体的には、「弾道ミサイルが発射されるおそれのある場合」や「人工衛星打ち上げ用ロケットなどが日本に落下するおそれのある場合」に、防衛相は、事前に首相の承認を得たという形をとって、自衛隊に撃ち落すよう命じることができ、現場指揮官の判断で迎撃できることを定めている。
政府は、3月中にも、この緊急対処要領を閣議決定する方針。
highlow highlow 2007/03/09 22:59

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00106774.html