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2007年03月08日(木) 00時00分

「求刑を勘違いした」裁判官、求刑より重い判決言い渡し…ZAKZAK

 奈良地裁の奥田哲也裁判官が、検察側の求刑内容を勘違いし、求刑よりも重い判決を言い渡し、閉廷直前に検察官の指摘を受けて間違いに気付き、言い直していたことが8日、分かった。

 奈良地裁は「奥田裁判官は『求刑通りの判決にしようと考えていたが、求刑を勘違いした』と話している。閉廷前なので手続き上は問題ない」と説明している。

 地裁によると、7日午後に開かれた判決公判で、奥田裁判官は、奈良市内でバカラ賭博のディーラーをしたとして賭博開帳図利ほう助罪に問われた運送業手伝いの男(46)に懲役1年6月、執行猶予4年の判決を言い渡した。求刑は懲役1年で閉廷直前に検察官が指摘し、あらためて懲役1年、執行猶予4年を言い渡した。

ZAKZAK 2007/03/08

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007030841.html