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2007年03月08日(木) 16時46分

警察庁が情報保全の強化を指示 相次ぐ個人情報漏れで朝日新聞

 昨年から今年にかけて愛媛、岡山や山梨県警などで、捜査員が私有パソコンからファイル交換ソフト「ウィニー」を介して個人情報を含む捜査情報を相次いで流出させたことから、警察庁は8日、公務用パソコンのすべてに「自動暗号化ソフト」を導入するなど、情報セキュリティー対策を強化するよう、全国の都道府県警察に指示した。

 対策では、公務用パソコンのデータを原則としてフロッピーディスクなどの外部記録媒体に移せないようにしたうえで、データを自動暗号化することで外部記録媒体で持ち出した場合でも私用パソコンでは解読できないようにする。また、外部記録媒体にデータを取り込んだことがログに残るようにするという。

http://www.asahi.com/national/update/0308/TKY200703080207.html