記事登録
2007年03月07日(水) 21時31分

懲戒処分受けた弁護士、昨年は過去最多の69人読売新聞

 日本弁護士連合会(日弁連)は7日、昨年1年間に懲戒処分を受けた弁護士数が過去最多の69人に上ったと発表した。懲戒請求件数も、過去最多の1367件だった。

 懲戒処分のうち、弁護士資格を失う「除名」とされたのは、依頼者からの預かり金を流用するなどした東京、横浜、沖縄の各弁護士会所属の3人で、うち2人は業務上横領の罪で起訴されている。このほか、所属弁護士会からの退会命令が2人、業務停止(1〜2年)4人、同(1年未満)29人、戒告が31人だった。

 日弁連は「弁護士が増えたことに加え、懲戒制度が周知され、弁護活動に納得出来ない依頼者が制度を利用するようになったのではないか」としている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070307-00000415-yom-soci