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2007年03月07日(水) 00時00分

安倍癒した1000円ミソラーメン…アッキーもペロリZAKZAK

宗男、ハマコーも馴染みの「赤坂ラーメン」

 3日未明までずれ込んだ衆院本会議で、ほぼ徹夜状態だった安倍首相は、昭恵夫人(44)を伴って映画を観賞。夫妻は官邸に戻る途中、東京メトロ千代田線の赤坂駅からすぐの「赤坂ラーメン本店」に立ち寄った。

 官邸関係者が「総裁選で全国行脚した際に北海道でも食べていた。今でも月に何回か食べている」と証言するように、元々首相は大のラーメン好き。博多ラーメンで有名な九州・博多にほど近い山口県出身ということもあってか、「とんこつ系のラーメンが好み」(同)という。では、安倍首相が舌鼓をうった「赤坂ラーメン」とはどんなラーメンなのか。


安倍首相御用達の赤坂ラーメン店内には、直筆の色紙も(円内) 「屋台で12年、店を構えて14年、ラーメンを作り続けている」。自らの“ラーメン履歴書”を語るのは店主の佐藤強氏(58)。今では国内に6店舗、台湾に11店舗開くまでになった。

 「18歳で秋田から上京し、40年近く赤坂で過ごした」という佐藤氏。かつて赤坂が「赤坂租界」と呼ばれた昭和30年代のナイトクラブ全盛時代、有名なナイトクラブ「コパカバーナ」に勤めた。その後、ラーメン道を歩み始めた佐藤氏は街への愛着と味へのこだわりで、屋台の頃から多くのファンをつかんだ。

 国会や官邸が近いという場所柄から、お得意様には浜田幸一氏(78)や羽田孜氏(71)、鈴木宗男氏(59)とそうそうたる御仁が並ぶ。さらに、TBS本社が目と鼻の先にあり、テレビ関係者も数多く訪れ、店内の壁一面は有名人のサインで埋め尽くされている。

 メニューは醤油、塩、ミソまでバリエーションに富む。首相はミソ味のチャンピオンラーメン(1000円)を注文。初代ラーメンチャンピオンになったという一品は、記者が食べるのも四苦八苦するほどのボリュームだが、首相は「スープまで残さず食べた」(同)という。

 一方、「アッキー」こと昭恵夫人は定番の塩とんこつ味の赤坂ラーメン(690円)をご賞味。こちらも完食し、食後には首相がサインを残して帰った。

 店内の目立つ場所に飾られた首相のサインには名前とともに「和気満堂(場にいる全員がなごやかな様子)」の文字。支持率低下に閣僚の不祥事−。「和やかな」政権運営とはほど遠い針のムシロの毎日が続く安倍首相の本音だろうか…。

ZAKZAK 2007/03/07

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007030710.html